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4.ホテルでぼったくり!? [ドタバタ留学記]

4.ホテルでぼったくり!?

さて、12時間のフライトを終え無事にオランダへ到着した私達。住所が決まるまでの拠点としてホテルを予約していました。

ロッテルダム駅から徒歩5分以内、学校まではなんと徒歩1分という立地条件の良さが気に入り選んだのは某有名チェーン「○○デー・○○」。 部屋はコンパクトな感じでまとまっており、朝食もまぁまぁ。なにより市内のど真ん中。いい選択をしたと喜んでいたのですが……事件はチェックアウトの日におこりました。

清算のためフロントへ行った私達。宿泊費には問題ありません。事前にネットで予約して確認したレートどおりでした。
「追加料金がこちらになります」
差し出された伝票を見て目が点になりました。電話代合計がなんと千ユーロ!十万円を越す額です。

しかし私には全く心当たりがありませんでした。国際電話の料金の高さ、しかもホテルではそのレートが何倍にもなるというのはもちろん調査済みでした。なので国際電話カード(十ユーロや二十ユーロなど、あらかじめ決められた額のカードを購入し、パスワードを入力してコールするシステム。前払いなので電話代はかからない。)を常に使用しており、市内電話もなるべく短時間で切り上げていたのです。
一体どうしてこんな額になってしまったのか考えても考えても分からない。明細を見せて欲しいと頼み、そこでようやく原因がはっきりしました。ずらーっと並んだ番号の九割はインターネットのものだったのです。

*月*日9時03分 1秒 10ユーロ
*月*日9時05分 1秒 10ユーロ
*月*日9時06分 1秒 10ユーロ
*月*日9時07分 2秒 13ユーロ
*月*日9時08分 1秒 10ユーロ
*月*日9時10分 2分 320ユーロ
*月*日18時29分 1秒 10ユーロ
*月*日18時30分 1秒 10ユーロ


めまいがしました。これがページ三枚にわたって延々と続いているのです。
いくつかの不動産業者とメールでやりとりをしていたため、たしかにホテルで受信を試みました。ただ異常に接続環境が悪く「接続が確立できません」と表示されてしまう。何度も何度もリダイヤルしたことを思い出しました。分刻みで残っている一秒二秒という奇妙な履歴にしろ、その時間帯にしろ間違いありませんでした。

ただ納得がいかないのが接続していないのに加算されていることと、その一秒(分じゃなく)十ユーロ(千二百円!)という前代未聞のレート。普通はホテルだからと高く見積もっても五分程度の接続で百円、二百円のはずです。実際同じホテルに滞在していた友人Mくんの明細を見せてもらいましたが、案の定そのような値段でした。

(完全にぼったくり……)
確信すると共にむらむらと腹が立ってきて、この料金はどう考えても高すぎるとクレームをつけるも、ホテル側は
「それでも、そういう履歴が存在するのだから私達にはどうする事もできない」
の一点張りで埒が明かないのです。

いわゆるアダルトなサービスの番号ならともかく、これは日本のプロバイダーから提示されたれっきとしたインターネットの番号であり、プロバイダー側に問い合わせをしてみても、海外ローミングサービスとしてたくさんの人がその番号を使用しているがそんな話は聞いたことがないという事。ホテル側に問題があることはほぼ間違いないだろうと思われました。

もちろんそのようなトラブルが起こり得る番号を紹介したプロバイダーにも責任の一端はあります。しかし、自腹で何度もこちらに国際電話をかけ、対処に努めようと真摯な態度を示してくれたせいもあり、彼らに対する怒りはあまりありませんでした。それに対してどんなに説明しても
「そんな事言われても、どうしようもない。この番号は高いんだよ」
と反省どころか同情のかけらも見せず、終いには逆切れの対応にまで出るホテル側には憤りを感じざるを得ませんでした。

最後の手段として弁護士である父の職業を明かし、
「日本に帰ったら訴えるよ」
と反撃にでたところ
「じゃあ半額でいいや」
……。

今となって思うと完全に丸め込まれてしまった訳ですが、その時の私達にはそこまでが精一杯。結局半額とはいえ7万近い大金を支払ったのです。

電話代に関しては問題なかったMくんも清算時、トラブルに見舞われました。彼はシングルルームを三日間使用しました。
チェックイン時に三日分の合計金額を確認したところ「百五十ユーロ」と言われ、安くはないもののまぁ出せなくもないとサインをしたMくんだったのですが、なんと彼が合計金額だと信じて疑わなかった「百五十ユーロ」は一泊あたりの値段だったというのです。

私と父が使用したツインの部屋が一泊百ユーロで、それより明らかに狭い彼のシングルルームが百五十ユーロとは全く理解に苦しみますが、
「ちゃんとそう伝えたはず」
と言われてしまった以上Mくんは涙をのんで支払うしかありませんでした。
(その他にもMくんが明細をよくよく見たら、飲んでもいないコーラやビールが何故か記されており、
「きっと掃除のひとがこっそり飲んだんだ~!」
と彼は憤慨していました。掃除のひとが飲んだのかどうかは別としてとんでもない話です)

私はそのホテル自体を非難したいわけではありません。日本のようにお客様を大事にし低姿勢で対応する事が海外の常識では当てはまらない、ということです。もし同じトラブルが日本でおこったら間違いなく丁重な謝罪があるでしょう。その感覚のまま海外へ行った私にとってこの事件は少なからずショックでした。もちろん一流ホテルであればレディーファーストの文化を存分に堪能し充分すぎる扱いを得る事もできるでしょう。しかしそうでない場合は、(それが二ツ星や三ツ星であっても、です)私の身にふりかかったようなトラブルが起こりうる可能性が充分にあるという事、そしてそうならないように注意を怠ってはいけなかった事を痛いほどに学びました。

海外のホテルに宿泊する際には、まとめて追加料金を払うのでなく一日ごとにチェックするようにすること、また部屋代のレートはしつこいほどに確認することをお勧めします。


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